​離島でつくるパンクな織物

2020/09/13放送

​テーマ:平郡島 toito fabric(トイト・ファブリック) をご紹介

ご出演:オフィスISANA 代表 堀永州平 さん

toito fabric…

この「トイト・ファブリック」は​柳井市の南の沖、約20キロに浮かぶ平郡島に暮らす、久富浩則(ひさとみひろのり)さんが、伝統的なはたおり機を使って手仕事で織り上げた生地を使った商品をネットで販売しているお店で、少しづつ話題になってきています。

久富さんは元々自動車ディーラーの営業職でしたが、お父様が亡くなってこれからの人生を考えた時、ふと小学生からあこがれていた「職人」になろうと思い立ち、地元柳井に伝統織物の「柳井縞」の学校があることを知りすぐに入学。5年前に卒業した後、独自のテキスタイルを考案して日々、はたを織る毎日で自ら藍染めもしています。

PRにも積極的で、一昨年には広島で個展を開催。パンクミュージックが好きなことから、パンクファッションのブランドに生地を売り込んだところ、コラボがすぐに決定。「toito fabric」の生地を使った15800円もするキャップが完売するなど好評を得ています。

​今回春夏用に鮮やかなタータンチェック柄で心地よい手触りの素敵な名刺入れを手に入れたわけですが、これから秋冬に向けてあらたな色柄の名刺入れを購入したいと思っています。

たった一人、島で始めたモノ作りは広がりを見せ、こちらの生地を使ったピアスは元でんぱ組.incのメンバー、最上もがさんに愛用されたり、木梨憲武さんのラジオ番組で「toito fabric」が紹介され、木梨さんに「平郡島へ行ってみたい」と言ってもらえたりしています。

「小さくてもいいから、島に仕事を作りたい」という当初の思いも形にし、ピアスは島のおばちゃんたちの仕事として作ってもらっています。また、はたおり機を街中に設置して体験してもらう活動も実施されています。

「toito fabric」というブランド名の由来は「〇〇と糸」。いつも誰かと糸や生地を通してつながっていたいという思いを込められてそうです。

久富さんは「手作りなので一度にたくさんの製品は作れませんが、自分が生きた証として長く大切に使われるものを一つでも多く作っていきたい」と話されています。

「toito fabric」で検索していただくとネットショップが見られますので、ぜひご覧ください。